2007年12月にオープンした、アートフルな空間のデザインホテル「HOTEL SCREEN KYOTO」。全13室は、13組の国内外のクリエイターにより(13通り)デザインされていて、“選ぶ楽しみ”と“迷う楽しみ”を提供してくれるセレクタブルホテルです。
また、アーティスティックなデザインと4つ星以上のサービスで認定される、ドイツのホテル協会「Design Hotels (TM)(デザインホテルズ)」にも登録されています。ちなみに、日本ではパークホテル東京とレゾネイトクラブくじゅうの3軒のみです。アリラ・ホテルズ&リゾーツのデザインホテルズとは?にも詳細が載っています。
さて、ホテルスクリーン京都に話しを戻して、13室ある中で私が泊まりたいな〜と思ったお部屋を3つ。
ROOM 101
日本画家・中村哲叡(なかむらてつえい)がデザインした部屋。和のしつらえを基本にし、二条城の二の丸御殿にタイムスリップしたかのような空間。襖絵は、この部屋のためだけに描かれたそう。
ROOM 203
Salvatore Barbieraがデザインした部屋。木漏れ日の中、床に座り込んでゆったりと過ごせるような、“森の中に生まれる小さな空間”をイメージしたそう。
ROOM 403
Sam Liu AAdipがデザインした部屋。白で統一されたインテリアと、全体を覆うカーテンで、霧に包まれた平原を思わせる幻想的な空間を表現。
他に、J-pop cafeの内装デザインでも知られるFANTASTIC DESIGN WORKSの鈴木克典デザインの部屋、西陣織を壁面に用いた個性的な部屋、紋章工芸を用いて飾られた部屋、黒で統一された部屋などがあります。
一度は泊まってみたい、大人の好奇心を満たしてくれるデザインホテルですね。
HOTEL SCREEN KYOTO
【関連】
トップ画像(ホテルのフロント)の和風照明は、京和傘の日吉屋によるモノ。
書籍:デザインホテルズ・アジア、デザインホテルズ・ヨーロッパ
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