シンプルなだけじゃ物足りない！今どきの裸電球[13コ]

電球と聞いて思い浮かべるのは、誰もが知ってる“そのままの裸電球”だと思います。ここに挙げるのは、それとはちょっと違う着飾った電球たちです。

そのままのカタチだからこそ、いろんなイマジネーションが浮かぶのでしょうね。[13アイテム掲載]

電球で電球を点ける…

明かりがひとりでに点いてるように見えますが、どうなっているかと言うと、片方が明かりで、もう片方が取り付け部分となっています。実にユニークなアイデアです。まるで電球自体が光ってるように思えます。

100% Lamp/Lamp｜caina

黒レースに包まれたセクシーな照明・セミヌード

デザイナーのROCK, PAPER, SCISSORS・石井洋二氏は言います。「艶っぽい光をつくるべく、フォルムとカラーリングは女性のインナーのシンボリックな表情をトレースした」と。

seminudeから連想されるのは、ちょっとアダルトで、でも可憐な女性…。レースに隠された部分と電球の曲線が、セクシーさをより引き立たせているように思います。

seminude Black｜seminude White｜ハルコレ

電源のいらない電球 GLOW BRICK

電球をアクリルブロックの中に閉じ込めた照明。蓄光タイプならではの、必要最低限の優しい光りです。

Glow Brick｜Generate Design

ほんのちょっとだけドレスアップして

フック付きのリングをかぶせて、裸電球にシャンデリアを飾ってしまおう、というもの。単純に見えてしまうけど、“こういうところ”に思いつくかは発想の着眼点の差と言ってもいいのかな。

Bulb Chandelier｜caina

命を宿す繊細な鳥たち

あかりを点けると、幻想的な陰影と共に鳥が飛び交います。スチール製だから好きなように羽を広げられるし、何羽も吊るせば優雅な姿に見入ってしまいそうです。

BIRD LIGHT Gold｜BIRD LIGHT Silver｜CONNECT

素直で分かりやすい吊るし方

こちらは2つともMISCHA VOS（ミーシャ・ボス）がデザインしたものです。左のはLIGHT WEIGHT。重りとなる鉄の玉を上下に移動すると、照明の高さが変わるというシンプルな作りです。

これ、父の実家にあるモノと極めて似てます（＾＾；）ウチの場合は田舎だから、“ただあればいい”という簡素な考えからきたものですけどね…。



上のはHEAVY GUY SINGLE。パッと見はただ引っ掛けてるって感じですが、「電球の重みで曲線を描く」というコンセプトです。

LIGHT WEIGHT｜HEAVY GUY SINGLE｜BY TRICO

宙に浮くワイヤレス電球

海外サイトなのでちゃんと読んでませんが、電磁気を使って土台の上に浮いていて、ワイヤレスで電力供給されているようです。手をかざして「空中に浮いてるぞ！」という証拠的??ムービーがあり、なんだか手品を見せられてる気分さえしてきます。

light bulb | bea.st

電球の姿が新鮮なランプ

現代の時代を旅して、伝統的なランプに回帰しました。
意表を付きつつ、雰囲気があって美しいです。

Oyule | sergio silva

カフェ空間のようにくつろぐ間接照明

ミラーとの境界がアクセントになりシャープな印象です。光りは上に向かい天井を照らします。人の顔を直接照らさないので、カフェやラウンジのようなゆったりとしたお部屋づくりができそうです。

Mirror Bulb｜carro

ガラスブロックに閉じ込められた電球

Block Lampは1996年の作品なので、今時ではないかもしれませんが、いつ見ても斬新な王道な照明と言えるでしょう。今ではイッタラ社（iittala）にアトリエを持つハッリ・コスキネン（Harri Koskinen）が、学生時代にデザインした照明です。

電球を飴でくるんだのか…それとも凍らせたのか…、厚みのあるガラスを通して、外にこぼれ出す柔らかな光りです。現在は生産元が変わり、ガラスのデコボコが少ない仕上げになっています。

Block Lamp｜MoMA｜Mini Block Lampもあります

かわいい姿をした愉快な仲間たち

JohnとかScottとか名前がありますが、思わず自分で名前をつけてあげたくなっちゃいます…。人のカタチをしたライトブラザーズ、犬のカタチをしたペットシリーズがあります。勉強のお供に、机の脇で見守ってくれます。

The Light Brothers｜The Light Brothers Petz｜取り扱い店舗

キッチュな遊び心

ソフトクリームのコーン型のランプシェード。乳白色の電球がバニラアイスのイメージにピッタリです。茶色にしたら、チョコ味ですね（＾＾；）溶けてきませんように…。

Whippy IceCream Light | Mixko

【追伸】
裸電球と言えば、巨匠デザイナーのアッキレ・カスティリオーニやインゴ・マウラーも有名なので、今度書きたいと思います。

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